パソコンの故障原因箇所を探し特定するのは知識と経験とある程度のカンが必要だなと思っています。
症状により故障箇所を想定するのですが、同じ症状でも原因特定が難しいパターンの一つがスイッチを入れてもうんともすんとも言わないパターンではないでしょうか。
マザーボードが壊れているのか、電源が壊れているのか、その他も幾つか考えられます。そこで簡単にマザーボードに繋がなくても電源単体でATX電源をテストする方法を調べてみました
ATX電源のみでスイッチを入れる方法
マザーボードに電源供給しているメイン電源ケーブルの差込口の形状は規格化されていて、20ピンか24ピンで配線コードの色と場所、形状が共通になっていて、それをピアサインといいます。
ピアサインに付いて検索していると番号とコードの色と名前が記されています。
ある箇所をショートさせると電源単体でスイッチオンの状態になることも分かりました。先人たちの情報提供に感謝です。「もっと楽な方法でなんとかできそうだな」と、思いアイディアをひねりまして、閃きました。
マザーボードのジャック部分と電源スイッチ部分をつないでテストできるようにしようと。
- 早速要らなくなったマザーボードからメイン電源のジャック部分を切り抜きます。荒業ですが仕方ありません。
- それと要らなくなったケースからスイッチをもぎ取ります。
- 切り取ったジャックの裏に配線をハンダ付けします。
グリーンとブラックの裏側にそれぞれスイッチの配線をハンダ付けします。
- 電源に負荷を与えるために必要な適当なファンなどを用意します。
このセットを用意しておけば、すぐに電源のテストが出来ます。
但し、長時間のテストは電源に良くないようなので短めにしておきましょう。また、自己責任でお願いします。
続きに、このテスト環境の動画と画像を載せておきます。
続きを読む>>